【レポート】 平成29年度 第1回会員情報交流会

〜札幌創世1.1.1区 北1西1地区第一種市街地再開発事業 見学会

平成29年10月2日(月曜日)午後13時30分より、札幌市創世1.1.1区北1西1地区の再開発事業現場見学が開催されました。
札幌市内でも大変大きく注目の再開発事業もためか参加希望者が多く、予定人数を超過した為、総勢25名の人数制限し再募集の上、学生の方々を含め行われました。


最初に、建築工事施工JVの方から、建物規模、主要用途及び施工方法、工事進捗状況の説明を頂き、その後現場に移動し、高層棟の1階部分にて進捗状況の説明と見学をし、作業用EVにて地上27階へと向かいました。

平成27年1月に工事着手し、32ヶ月を経過し高層棟も低層棟もほぼ全貌が見える状況になり、地上27階での景観を目の当たりにし見学者の方々もその眺望を見入っていました。
その後、低層棟に移り、建設中の劇場の視察を行いました。

当日は、北まち協会の見学会以外にも3件程の見学会が行われており、現場の方々も日々見学会の対応に大変そうです。
建設業界も人手不足の為、このような見学会を通して再開発事業を目の当たりにする事により、少しでも関心を持つ人が増えればと思いますし、昨今、札幌市内でも幾つかの再開発案件が事業化され始めていますので、このような事業見学会を開催し、沢山の学生や若手の方々が参加する事で、少しでも街づくりに興味をもつきっかけになればと思います。

[ レポート:(株)宮川建設 石澤 健司 ]

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【レポート】市街地再開発推進マニュアル<ダイジェスト版> 完成 ~再開発マニュアル研究会

再開発マニュアル研究会では、当協議会の前身である(社)北海道再開発促進協会が平成12年に発行した「市街地再開発推進マニュアル2000」の改訂版発行に向けて活動を行っておりますが、それに先んじて「市街地再開発推進マニュアル<ダイジェスト版>」を作成致しました。

再開発事業を検討したいという地元地権者や行政、コンサルタントの方々との勉強会等に活用していきたいと考えております。

なお、当協議会会員の皆様のなかに、このダイジェスト版が欲しいという方には配布(一会員3部まで)も考えておりますのでメールで事務局(info-ad@kitamachi.org)までお問合せ下さい。

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【レポート】平成29年度 第1回 再開発マニュアル研究会

平成29年6月23日(金)、研究会メンバー6名が参加し、平成29年度第1回研究会を開催致しました。

今回は、新年度活動内容の確認、ダイジェスト版の活用、マニュアル本編の改定項目等見直しの方針と進め方について協議致しました。

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連載企画THE座談会2《第8回》北まちが担っていくべき役割

前回:第7回 混ざる、混ざり合うことが、はじめの一歩

《8回目》北まちが担っていくべき役割 ■■■■■■■■■■■

《大場》 ゴチャ混ぜというキーワード、よい言葉を聞いたのだけれども、全部巻き込んでいくことだと思います。実は、まちづくりで婚活グループの人が入ってきたりすることもあったりして、その方々がイベントをやったりすると、まちづくり・活性化に繋がるわけです。いろいろな人を、女性もそうだし、お年寄りでも元気なお年寄りがたくさんいるわけだから、そういう人たちも全部巻き込んでいくような仕掛け、役所などはそういうことをオブザーブするといいますか、そういうまちづくり。補助金を引っ張ってくるという形ではなくて、地元の金融機関をどう使うかというような発想に持っていく。今はそういうしくみも出てきているから、地域で巻き込んでいく仕掛けをやっていくべきですね。うちの町だけで足りなかったら隣町と協働で、いろいろな人を巻き込んでいく。そういうまちづくりが今後必要といいますか、そっちかなという気がします。 どうでしょう。

《久新》 その中に、いろいろな世代がいたほうが絶対いいと思っていて、高齢者の人は多くなってきていて、子どもがいないといういびつな感じになっていると思います。実際に、小さい子が、たとえば、若い世代が町に帰ってきて、地域に入って、直接親子とかそういうのではなくても、町のエリアの中に三世代、もしかしたら四世代かもしれないくらいの人たちがいるコミュニティになってきた時に、それぞれ少しずつ繋がりができたり、見守るようになったりしている姿を見ることがあったりするのです。そうしたときに、こういう方向にいくのが正解なのだろうなと思うことがあって、先程のゴチャ混ぜの要素の一つには、多くの世代が関わったまちづくりになることがすごく楽しげなものになるし、必要なことなのではないかと思います


《岡本》
聞いた話のゴチャ混ぜを紹介しただけなのですけれども、良いキーワードだったのかなと思います。たとえば、町内でこういう催しをします、何々セミナーをします、何々教室をしますというところに集まって来る人は活発なのでしょうけれども、頼まれると断れないという人も結構いると思うのです。みんながいるところに行くのは嫌だけれども、頼まれたら、これも話したいし、あれも話したいというような人、こういうことだったらできるよという人もいると思うのです。こういうことをやるから集まりませんかではなくて、こういうことを頼めませんかというような声掛けの仕方をしていくとまた違うのではないかという気がするのです

《押野》 頼みたいことをよりわかりやすく伝えるということですか。

《岡本》 そうですね。そういうことだったらできるかなとか。こういう町を目指したいので一緒にやりませんかではなくて、こういうことをやってもらえませんかというような声掛けをすると、しょうがないな、やってやろうかというような話になってくる部分もあると思うのです。ビジョンを持っている人と、そこで人を。

《押野》 出番を上手につくってあげる感じですか。

《岡本》 役者をつくってあげる人がいるといいのではないかと思います。

《大場》 うまく核になる人がね。

《押野》 脚本家やディレクターのような感じの人が。

《大場》 ストーリーを描く人だ。

《岡本》 しょうがないな、やってやるか、というような話できてしまったような感じもあるのではないかなと思ったりもするのですけれども。

《押野》 そうしたときに、北まちでゴチャ混ぜということで人口が少ない町でお手伝いできるようなことはありますか。聞き方が乱暴かもしれないですけれども。

《岡本》 結局、北まちはゴチャ混ぜな協会のはずですよね。

《押野》 いろいろな人がいますからね。

《岡本》 しかし、そのゴチャ混ぜ感を活かせていないのかもしれないし、先程ありましたけれども脚本家のような、あの人たちはこんなことができそうだから頼んじゃおうかというようなことができ始めると、もしかしたらすごいことができたりするかもしれないなと思ってはいます。ゴチャ混ぜな環境を活かせるかどうかが今後にかかっているのかなとは思いますけれども。

《押野》 ありがとうございます。多様な世代を巻き込んでいくことがこれからのまちづくりの一つとして活きてくるのではないかという捉え方ですね。そのためには、それをイメージできて描ける人が重要で、北まちにはそういう人材が大場さんを筆頭にたくさんいるのではないでしょうか。さらに、そういう訓練をしていく必要がより強くなってきているということなのでしょう。待っていても脚本家にはなれないから。

《大場》 恵み野商店街は、成功事例ではないですか。商店街の人たちを巻き込んでいったわけでしょう。当初は、課題をストレートに指摘して難しい面もあったようだけれど、それが、みんなやる気になってきて、それを支えたわけだから。今後の協議会の一つのあり方、姿かもしれない、ヒントになると思います。

《久新》 北まちのメンバーが脚本家になれれば一番いいだろうし、北まちのメンバーはゴチャ混ぜである必要があるのだろうと思うのです。まちをつくっていくということは共有できると思うのです。その先導役、脚本家が北まちのメンバーであってもいいと思うし、地元の中でそういうことができる人を見つけるということも北まちの役割だと思う。この人だなと見つけ出せる能力も北まちにはあるのではないかと思います。そのような役割も一つかなと思いました。

《押野》 長時間にわたり、いろいろためになるお話をいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

第1回 まちなかの変化,人の変化
第2回 学生たち…受け身から働きかけに
第3回 現場を通して感じる人口減少
第4回 まちのコンパクト化とは?
第5回 暮らし方の選択肢は多様である方がよい
第6回 これからのまちづくりに必要なこと~キーワードは「ごちゃ混ぜ」
第7回 混ざる、混ざり合うことが、はじめの一歩
第8回 北まちが担っていくべき役割

■■連載企画THE座談会2[人口減少時代にまちづくりをかんがえる]の連載は、これにて終了です。
北海道まちづくり協議会では、平成29年度も新たなテーマで座談会を計画しています。

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連載企画THE座談会2《第7回》混ざる、混ざり合うことが、はじめの一歩

前回:第6回 これからのまちづくりに必要なこと~キーワードは「ごちゃ混ぜ」

《7回目》混ざる、混ざり合うことが、はじめの一歩 ■■■■■


《大場》 
シェア金沢の場合は、それだけが孤立してあるのではなくて、地域とゴチャ混ぜになっているからいいんだよね。そうでないと、塀の社会ではないけれども、そういうことだと違うかなという気はするよね。

《岡本》 入ってきたときは、何の宗教団体なのというように見られていたらしくて、なじむのに一年半ぐらいかかったとおっしゃっていました。

とにかく町内会の集まりに顔を出したりとか、行って知ってもらって、よく理解してもらって、なるほどわかったよ、こういうことが手伝えるよねと言ってくださった町内会の方々には、施設内の温泉に無料で入れるようにしたりとか、生活の一部を手伝ってくださいということをギブアンドテイクでやっていたりするのです。

《大場》 地域みんなが関わる。よくネットワークだ、連携だというけれども、そういうことでしょう。

《岡本》 そうですね。最終的には楽しくないとやらないと思うのです。きっと義務だったらやれないと思うので、行って楽しいなと思えるかどうかが重要な気がします。

《大場》 僕が最初に話した岩見沢もそうだと思うのです。みんなおもしろいから、関わってみて、俺はそこに住んでいないけれども関わってみようかという、そういうことから始まる。繋がるものがあるのではないかという気がするよね。

《押野》 何かの見返りではないけれども、何か楽しそうだな、何かあるのかなという好奇心なのか興味なのか。大きな町だから、小さな町・田舎だからということに関係ない話なのかなという気もしますが。

北海道は圧倒的に小さな町が多いですね。人口が数万人、数千人といったまちばかりです。地域にはパワーが圧倒的にない。絶対的なマンパワーが足りないと感じるところもありますが。

《岡本》 少しゴチャ混ぜの片鱗が見えるのかなとプラス思考で思うのは、ゼネコンなどでは女性の現場進出に取り組まれています。あれは、結局、男しかいなかったところに新しい人、女性を入れることで新しい効果が表れてきている部分があるのかなと思いたいのです。

ただ、内閣府のほうで男女比率を何割にしろという話だから仕方なくやっていることなのか、それをプラスで考えて、せっかく入ってくるのだったらこんな良いことも生まれるよねという形でやっているのかによって、先程あったゴチャ混ぜというキーワードの活かし方や認識が変ってくるような気がするのです。

まちという単位の話ではないですけれども、その辺でどういう感じなのですかね。

《久新》 ゼネコンの女性の現場技術者というのは、スタートラインは、人が足りないというところからスタートしているのが現実だと思います。

今、圧倒的になり手がいないのです。基本的に人気がないというような職種の上位に位置していることが原因だと思います。休みがないだとか、なんだかんだとあって、長続きしないという人が多い。そういうところの中で、男性だけではないよねという流れで、女性でなりたいという人がいてくれるとなり手が増えるという期待があって取り組んでいる部分が大きいかなと思います。

実際に女性が入ってきて現場が動いていると、結果論的な話になるかもしれないですけれども結構なじむのです。なじむというのは、基本的に現場の職人さんは、圧倒的に男の人が多い。男の監督が言うとギシギシとなる部分が多いのです。これやってくれ、そんなことできないみたいな、ぶつかり合うところなのですけれども、それが、女性が言うことによってやんわりと受け止めてくれるようになって、全体的にまろやかに現場が進むという。潤滑剤という言い方をしたら怒られてしまうかもしれないですけれども、そのような現場が和やかになるという効果は実際にあります。

そうなってきて、現場の雰囲気がよくなることを通じて仕事の流れが良くなっているので、何かいいよねと感じるところがあります。

《岡本》 混ざるほうがいい。

《久新》 そう、混ざるほうがいいのでしょうね。
どちらかというと、人にいろいろ話したりするのは女性のほうが合う部分が多いということがあるかなと。男性だけでやっているほうが、そのうち違和感がある状況になるのかもしれません。

《大場》 みんなが関わるほうがいいんだよね。

《岡本》 本当にそう思いますね。計画する人と建築する人は混ざっているのですか。

《久新》 混ざっていますよ。業務分担は分かれているけれども、一緒に混ざるというのは、それぞれの立場の中で役割を持っていろいろ協議したり、コミュニケーションをとらないと良いものにはならないから、そういう意味では混ざったほうがうまくいきます。混ざらないと最終的におかしい結果になることが多いと思うのです。

それは、意思疎通をうまく、こうつくってほしいと絵を描く人に対して、その意思がちゃんと、設計する側の思いをつくる側が受け止められるかどうかは図面だけ見てもわからない部分ですから、それを伝えるのは普段のコミュニケーションの部分が多いですから。そういう意味では混ざるべきなのだと思うのです。

《押野》 人口がどんどん減少すればするほどそこのエリアの多様性が下がります。当然、高齢者ばかりでは成立しない。現役世代の人たちが集まったら、同じように高齢化していくわけだから。そうではない仕掛けをしていく必要があるのだろうと思うので、それぞれのお立場・経験から、ゴチャ混ぜというキーワードでもいいし、そこの住まい方、住む人の多様化でもいいのだけれども、そういうことで「人口減少時代にまちづくりをかんがえる」、という座談会のテーマに向けてお願いします。

 

次回につづく「北まちが担っていくべき役割」

 

第1回 まちなかの変化,人の変化
第2回 学生たち…受け身から働きかけに
第3回 現場を通して感じる人口減少
第4回 まちのコンパクト化とは?
第5回 暮らし方の選択肢は多様である方がよい
第6回 これからのまちづくりに必要なことキーワードは「ごちゃ混ぜ」
第7回 混ざる、混ざり合うことが、はじめの一歩
第8回 北まちが担っていくべき役割

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