一般社団法人 北海道まちづくり協議会

実践活動研究会報告

2013年9月19日(木)

[レポート]平成25年度 防災・減災研究会 現地視察

視察会 in むかわ町&そなえーる

平成25年度8月31日土曜日、防災・減災研究会の活動の一環として、むかわ町と千歳市にある防災学習交流センター「そなえーる」を訪れました。昨年は登別市幌別町を訪れ、津波被害の危険性が高い区域を実際に歩き、避難する際の問題点などを探りました。

1_調査

今回は、海岸近くの養護老人ホーム入所者の避難を想定し、避難路を実際に歩いて周辺状況の調査を行いました。施設がある場所は3m以上4m未満の浸水想定区域内に位置しています。お年寄りの方々が第一波到達までに浸水想定区域外へ避難するのは、距離的に困難であると思われ、そうなると、一時避難施設への避難が先決です。該当施設へ実際に歩いてみると、お年寄りの足でも十分、津波到達前には避難可能であると感じました。ただし、歩道は狭く路面状況は車いすの走行には難しいといった印象でした。

2_シスト

また、調査に加えて、むかわ町シストに参加してきました。シストというのは、街の各所に隠されたクイズを解きながらゴールを目指し、お宝を探し当てる「街歩き宝探しゲーム」です。クイズには、大人でも頭を悩ませるような難問もありました。このゲームの素晴らしい点は、そのシステムです。というのも、難しいクイズの前には喫茶店があり、自然と参加者に対し、腰をおろしてゆっくり考えたくなるよう促すような仕組みになっていたり、中心部から少し外れたお店にヒントを隠し、そこに誘導するといったように、ゲームに参加することで街の隠れた名店に出会えるというようなシステムになっているのです。こんなふうに誰でも気軽に参加でき、防災の知識を身に着けながら、同時にまちおこしにも一役買うようなゲームがあれば素敵だと思いました。

むかわ町の次に、千歳市防災学習交流センター「そなえーる」を訪れました。地震体験や煙避難体験、避難器具体験などに一通りトライしました。避難器具体験では、約4メートルの高さから昇降機や救助袋を使って降りる体験をしました。

3_昇降機体験

4メートルの高さは思ったより高く、ロープを付けているとはいえ、そこから飛び降りるのはなかなかの恐怖でした。このような器具を実際に使う機会は滅多にないので、とても貴重な体験でした。一度経験があれば、緊急時に迅速に行動することができると思います。もし機会があれば、ぜひ体験していただきたいと思います。

防災・減災研究会では、視察会に参加できなかったメンバーも加え、報告とそれぞれの意見交換を行いながら今後の活動へつなげていく予定です。

余談ですが、今回の視察会は前回と同様、雨天に見舞われてしまい、現地で買った200円のレインコートはとても重宝しました。雨に濡れるのを防ぎ、保温性もあるので多少の寒さならしのげます。非常時の持ち出し用に準備しておくと安心です!

<今回のレポーター 紹介>
和光技研株式会社:前道 美有(防災・減災研究会)
〈1〉 仕事の領域:3DCAD、CG作成
〈2〉 好きなこと:食べること(とくに和菓子)
〈3〉 北まち協議会の仲間と今後やっていきたいこと:お顔合わせ

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