一般社団法人 北海道まちづくり協議会

実践活動研究会報告

2014年7月10日(木)

[レポート]平成26年度 防災・減災研究会活動 現地視察

「茨戸南町内会における災害を想定した現地視察」

平成26年7月5日土曜日に、研究会メンバー7名が参加し、茨戸南町内会を対象として災害を想定した視察を実施しました。
研究会メンバーの1人が町内会に所属していることがきっかけで、町内会の防災対策についてお手伝いすることとなり、まずは現場を見に伺いました。

事前準備として、ハザードマップ、航空写真、特徴等をまとめた資料を用意し、視察に役立てました。
今回視察した茨戸南町内会は、発寒川、創成川に挟まれており、過去に氾濫による被害を受けています。また、洪水が起きた場合には最寄の避難所が浸水するため、創成川や石狩街道を横断して避難する必要があります。こうした特長を踏まえて町内会内を歩いてみました。

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まち歩き後に、町内会内のお寺をお借りして、視察の感想や、課題などについて話し合いました。
そのなかで、
・災害弱者の避難について決まった体制が無い
・避難は原則徒歩と言われるが、実際は多くの人が車で避難すると考えられ渋滞が予想されるという大きく2つの課題が挙がりました。
道路等の状況が良くハード面では大きな課題がみられなかったのですが、ソフト面に課題がありそうだという結果となりました。

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今後は今回の視察を活かして、DIG(災害図上訓練)を実際に町内会で行うため準備を進めていく予定です。

〔レポート:株式会社ソフトスケープ 高橋美香〕