一般社団法人 北海道まちづくり協議会

北まちブログ

2014年7月18日(金)

【レポート】 街の中心地区活性化研究会 平成26年度第1回開催

【 開催概要 】
日   時:平成26年4月24日(木)18:30~19:30
場   所:緑苑ビル2階 201会議室
出席者数:11名

主な内容
1)平成25年度の活動を振り返って
(出席者の発言、欠席者のメモから整理)

①恵み野商店街関連活動
・商店街の人たちに主体的な取組み進める意識づけには一定の効果があった。行政も加わり開催した意見交換会は、陳情による補助金交付という行政支援でなく自主的・創造的な活動を高め、「官民協働」を考える良い機会を得た。
・意見交換会に参加する商店主が一部の人に限られたことは、活動に対する幅広い合意形成の難しさ、行政と商店街との意識のずれという課題が残った。
・委託業務という面から市の影が見え隠れしていたことが、商店街にとって気になっていたように感じた。
・駐車場関連の解決のアウトプットが大胆過ぎたのは残念な気がする。
・各方面から意見交換ができ、地元と北まちの絆を強くすることができた。
・商店街の雰囲気が、今は食えているから大丈夫的な様子が見え、活性化の重要性や必要性を軽んじているように感じた。
・意見交換で直接地元の人の話を聞けたのが良かった。

②研究会全体活動
・委託業務の遂行に偏り研究会活動とのバランスが悪い1年だった。
・恵み野商店街の活動に参考となる他地区の事例紹介を行うような機会がなかった。

③その他
・意見交換会に参加したことで、取組み進め方を勉強できたが、その中で自分の発言は上手く出来なかった。
・意見交換に参加していて、わからなかったことが多く、自分の勉強不足を感じた。
・活動の先行きが見通せず、まとめの段階において後手に回ることが多かった。
・コーディネーターの力量によって話の引き出しが大きく違うことが分かり、その技術習得の必要性を感じた。

2)平成26年度活動について

①実践活動研究会設置要領
・配付した資料により新設された要領の設置趣旨及び要領について説明。
・この研究会は、一号研究会として再申請することが承認された。

②恵み野商店街との今後
・委託業務については昨年度で終了し、それに関する作業は発生しない。
・昨年度までの関係から、恵み野商店会が北まちに賛助会員として今年度から入会したので、会員サポートという形でこれからは関係することになる。
・具体的には、商店会からの要請により年間3回程度の意見交換会を計画している。
・花さんぽ会の商店会支援として、経産局のまちづくり補助金を利用したモデル花壇の基礎作りを計画していが、地元からの要請があり北まちとしてもハード事業であることから関わらないこととし、昨年度熱心にアドバイスをしていた法人会員の方で進めるよう市と商店会に話をした。
・一方、市から商店会に取組みを促すように言われていたにぎわい補助金の利用については、3回ほど商店会と打合せをして街マップ作りを勧めている。
・これについては、GW明けの商店会総会で決定することになっており、進める場合は法人会員の一員が中心となって二号研究会を立ち上げ取組んでもらうこととする。これについては、事例発表ということで一号研究会街の中心研の勉強材料にしてもらう。

③平成26年度活動…出席者の発言、欠席者のメモから整理
・まちづくりコーディネートに必要となる知識と実践のバランスを考えた活動計画を立てて欲しい。
・恵み野商店街で効果を認識できたので、もっと地元に入って意見を聞く機会をつくりたい。
・恵み野商店街のイベントや花壇整備の関わりをこれからも継続していたい。
・基礎的な部分で、もっとまちづくりに関する情報を入手したい。
・地方でまちづくりを進めるキーポイントとして、地方の中心産業と商店街の連携について研究したい。
・まちづくり、街使いの切り口について、研究会内部だけでなく外部関係者を招いて議論を重ねたい。
・二号研究会の活動が一号研究会に上手く連携して欲しい。
・「街の中心地区を活性化していくには…」ということを、一号研究会では広い視点で議論し、二号研究会ではできることを実践する。
・テーマを作り、街の中心研と他の研究会との合同開催を行う。

【 配付資料 】(出席者に事前メール配付)
・レジュメ
・実践活動研究会設置要領
・実践活動研究会申請書
・予算

260424中心研01_01