6月21日、会員同士の交流をねらいとする第1回会員情報交流会には19名の方が参加されました。まず、街制作室株式会社代表取締役の国分裕正さんから、帯広のばんえい十勝内にある「とかちむら」、八戸の屋台村、沖縄国際通一角の再開発、徳島・眉山前の再開発等、関わってきた商業施設整備プロジェクトについて話題提供していただきました。
その中で、国分さんがコンセプトづくりで常に大切にすることは、その土地の風土・文化を愛すること、地元で暮らす人々に愛されること、と明言される表情が印象的でした。
運営にも深く関わっている「とかちむら」ついては、今後の課題や方向性、来客数、売上、補助手法等、細かい情報を交えた説明もあり、参加者から様々な角度から質問や意見が飛び交い、話題をさらに掘り下げる形で対話が進んでいきました。
最後に司会から「北海道でも元気のある商業開発を」と前向きな思いを込めて締めくくられました。
その後、会場を居酒屋に移し、ひざを崩して語り合う中でお互いの距離感や緊張感もほぐれ、各々に会員間交流、世代間交流ができる良い機会となりました。
〔レポート&写真:(株)ソフトスケープ・高橋美香、編集:事務局〕