有限会社ワイズ デザイン・アンド・マネージメンツ 代表取締役 坂本 行宏氏
9月25日、有限会社ワイズ デザイン・アンド ・マネージメンツ代表取締役 坂本 行宏氏をお迎えし、第2回目の会員情報交流会を開催。19名の方にご参加頂きました。
坂本氏は、道内外を問わず、数多くの再開発事業における建築設計分野に携わった経験をお持ちになり、今回は、市街地再開発事業における『再開発事業から見た建築の設計』をテーマに交流会が始まりました。
冒頭は、坂本氏の20数年に及ぶ経験から、初めて携わったN市の商店街における再開発事業について、国土交通省以外にも経済産業省などの補助金が関わる複雑な事業を経験され、一般的な民間事業における建築設計との違いを痛感したとのことでした。
その後は、民間事業における建築設計と再開発事業における建築設計の違いをキーワードにお話が続きました。
まず、再開発事業は数多くの専門家が関わることから、チームで取り組むこと、設計協議を行う相手の多さによる調整の難しさなど、関係者とのコミュニケーションの重要性について、自身の体験談をはさみながらにお話くださいました。
続いて、再開発事業における設計業務の注意点や勘所や再開発に関わる補助など、実務者に取っては大変に有意義な事例などをご紹介いただきました。
会員情報交流会終了後、場所を懇親会場に移し、お酒を交えながら坂本氏を囲んで再開発事業と設計についての意見や情報の交換が行われました。