『街の中心地区活性化研究会の活動報告』
平成25年6月4日
(株)プラッツ 住友見千子さんから「街の中心地区活性化研究会」の活動について報告されました。
交流会来場者が大変多く、満席の状態でした。
さて、
講演は、現在、活動の舞台は「恵み野商店街」、平成24年12月に恵庭市から商店街まちづくり協力業務として受託、地元商店主(商店会)と販売促進・組織の強化(商店会)・個店の魅力アップ・街並み景観とした4つのテーマについてを柱としていました。
住友さんはこの意見交換会で議事録の担当であり、様々なお話を文字に残すことで恵み野の商店街の課題や魅力をあらゆる角度から見てきたようです。
このたびの報告では住友さんの「議事録係のひとりごと」として各テーマの感じたことを次のようにポイントとしてお話されました。
販売促進(イベント)では【誰のためのイベントか、スローガン重要性、イベントの事後検証の必要性】、組織の強化(商店会)では【売上げにつながる組織活動、明確な目標と団結の必要性】、個店の魅力アップでは【恵み野の良いとろ確認、高齢化に伴う地域住民のニーズを考える】、街並み景観では【上映方式の意見交換会のありかた、小グループから始める街並み整備】等。
今後はこの意見交換会に商店街側から多数の参加者が来てくれることを望んでいます、商店街の一部の方々だけの討議では目標や課題についての共通認識は生まれません。
今年から商店会は若い世代に役員のバトンを渡しました、新たな顔ぶれ含め商店街を盛り上げていってほしいとお話がありました。
研究会の今年度の「恵み野商店街」での活動は、活性化委託業務として意見交換会に加え、各種調査「歩行者等の通行量」・「夏まつり来場者アンケート」・「公共空間の意識調査」を行います。
この調査のデータは、次年度以降も商店会が引き続き蓄積していくことで課題点の抽出や今後の活動の取り組みについて活用してもらうこととしています。
また商店街の一大イベントである7月末の夏まつりでは、研究会メンバーもお手伝いとして参加、そして北海学園大の岡本先生のゼミの学生も催し物のメニューの提案・実践等、協力参加してくれます。
お天気に恵まれ、沢山の来場者の方に楽しんでもらえる夏まつりになりますように。。。
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<今回のレポーター 紹介>
YAM建築計画 主宰 山口重則
〈1〉仕事の領域:建築計画
〈2〉好きなこと:音楽活動 サイクリング
〈3〉北まち協議会の仲間と今後やっていきたいこと:出会いと語らい
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