一般社団法人 北海道まちづくり協議会

北まちブログ

2013年12月2日(月)

[レポート]平成25年度第2回まちづくりゼミナール

まちづくりゼミナール『デザインを使った地域ブランド戦略』

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 平成25年11月21日(木)、かでる2・7において、有限会社ガクデザイン代表取締役阿部岳氏を講師に迎え、本年第2回のまちづくりゼミナールを開催しました。

 阿部氏は、東京でグラフィックデザイン・パッケージデザイン等に係るデザイン事務所を経営する一方、地方でこそ情報発信のツールとしてデザインが求められるとして、出身の北海道帯広市において、「とかちデザインファームプロジェクト」を現在推進中であり、その活動報告を主にお話しをいただきました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA この中で氏は、“デザインブランディングは農場から”として、‘農業をデザインする’‘生産品をデザインする’ことを通し、地域ブランドを確立して、地方からの情報発信とともに、これが地方の人的・物的な交流、地方の活性化にも繋がることを熱く語られました。
これは、まさに当協議会が目指す“オンリーワンのまちづくり”にも通じることであり、参加者の深い共感を得たものと思われます。

 

〈今回のレポーター紹介〉
佐藤薫:一般財団法人日本不動産研究所北海道支社支社長(当協議会理事)
1.仕事の領域:不動産の鑑定評価、同コンサルティング
2.好きなこと:ゴルフ、絵画鑑賞(本年美術検定2級受験、結果現時点不明)
3.今回のゼミを受けて:ブランディングというのは、不動産でも重要な要素であり、専門の不動産評価にあたっても留意すべきこととして刺激となる。