一般社団法人 北海道まちづくり協議会

北まちブログ

2014年1月24日(金)

[レポート]平成25年度 第2回 会員情報交流会

  『音楽活動を活かした街中賑わいづくりの研究について』

 

平成25年12月12日(木)、緑苑ビル2階 201号会議室IMGP07778において川瀬浩氏をお迎えし、第2回目の会員情報交流会が開催されました。

当協議会個人会員である川瀬氏は、現在、琴似4・2地区第一種市街地再開発事業個人施行者の事務局長をしており、日々、再開発事業の業務をこなす傍ら、自らバンド活動を行いながら琴似を拠点とした「音楽のまちづくり研究会」を主宰し、音楽を切り口とした街づくりの展開手法を研究しています。

第2回会員情報交流会では、研究会を立ち上げるに至った経緯、活動の変遷、現在の活動内容など、過去の活動を記録した動画・写真を見せながらユーモア交えたお話をいただきました。

IMGP0784「音楽活動とまちづくり」と聞いて、どう結びつくのか?そんな疑問を持たれた方もいたと思いますが、「音楽はまちの風景」をキーワードに、音楽をひとつの景観と捉えて、再開発事業の公開空地等を利用してストリートライブを行うなど、音楽のある風景づくりを展開し、まちの賑わいづくりを創出したい。実際にそうした活動を行っていく中で、琴似のまちづくり団体との連携が生まれ、活動に関わってくれる方々が増えてきたとのこと。人の巻き込み方、コミュニティのデザインの仕方によっては、「音楽」は有効な手段ではないか。将来的には、自分たちが「音楽を演奏しながら」というよりも運営者側に立って人を動かしていきたい。それがコミュニティづくり、まちの活性化により繋がるものと考えているというお話が印象的でした。IMGP0783

まだ、研究成果は出ていないということでしたが、今後の活動について大いに期待したいところです。

 

 

〔レポート:(有)ジョブコム 能戸裕之〕