平成30年1月8(木)、さっぽろ創世スクエアにおいて視察会が開催されました。
さっぽろ創世スクエアは、都市再開発の一環として、札幌市が平成26年2月に「札幌圏都市計画第一種市街地再開発事業(札幌創成1.1.1区北1西1地区)を決定し告示を行い、同年5月に事業計画が決定、同年6月に再開発組合を設立しました。
再開発事業は、「札幌創成1.1.1区北1西1地区第一種市街地再開発事業」として札幌創世1.1.1区北1西1地区市街地再開発組合が中心となり整備を行いました。
施設は大きく分けて高層棟、低層棟の2棟からなり、公共施設となる、札幌文化芸術劇場、札幌文化芸術交流センター、図書館と、民間施設となるオフィス事務所、放送局、地下駐車場、地域冷暖房プラントを備えている大規模複合施設となります。
視察会は、まず8F階会議室において視察会に関する注意事項等の説明をいただき屋上へと移動しました。
屋上に上り、遮るもののない景色に見とれておりましたところ、遥か北側に石狩湾を望むことができました。
この日、生憎の天気で雨が降ったため残念ながら、安全上の配慮からヘリポートに上ることはできませんでした。
次に、エレベーターで25階から地下4階のDHC施設(District Heating &Cooling)の視察へと移動しました。施設はまだフル稼働していないとのことでしたが、様々な機械が稼働していりました。
地域冷暖房施設の特徴として、環境配慮や低炭素まちづくりに貢献するために、天然ガスを使用した発電、発電により排出される熱を利用した温水利用、自然エネルギーを利用した冷水利用しビルへ供給しているとの説明に皆、聞き入っておりました。
次に、北海道テレビ放送(HTB)様の視察に移動し、テレビスタジオの見学を行いました。
今回、視察時間に少々余裕がありましたのでHTB様のご厚意で、特別に放送前の「イチモニ」・「イチオシ」のスタジオ見学をすることができました。
最後に、札幌市民交流プラザへ移動し札幌文化芸術劇場「hitaru」の視察へとなりました。
劇場内へ移動し劇場に関する説明をいただき、劇場内の視察を行いましたが、劇場の広さや、上階席の高さに参加者の皆さんは圧倒されておりました。
3階席へ移動し舞台を見下ろしたときも参加者の皆さんは驚いておりました。
控室・練習室の見学の後舞台袖へ案内され道内初の多面舞台を視察いたしました。
長時間の視察を終え参加者は建物の大きさや、新しい取り組みにについて理解を深めていたようです。
(レポート:セコム㈱北海道本部 北まち 交流研修部会員 中瀬 浩貴)